歯科医院でAIを使って予約や電話の対応を減らす方法は?
歯科医院で予約や電話の対応を減らすには、予約・変更・キャンセルと前日のお知らせをLINEに移し、電話でしか済ませられない用事を減らすのが近道です。その方法には、いまの予約システムの機能を使う、LINEの予約を横に置く、電話をAIが受ける仕組みを入れる、自院で作る、などがあります。選ぶときは「いまの予約システムを替えずに済むか」「患者さんがボタンひとつで変更できるか」「誰が設定と運用を受け持つか」を見ます。
結論
- 電話の用件には「予約を取りたい」「日にちを変えたい」「やめたい」がよくあります。この3つをLINEで済ませられる形にするのが、まず手をつける場所です。
- いまの予約システムやレセコンは替えずに、横に入口を足す形を選ぶと、受付の手順を大きく変えずに始められます。
- 電話をAIが受ける仕組みもありますが、医院に合うかは、電話で来る患者さんの多さと、受けた用件を誰がいつ見るかで決まります。
- 頼み先は、資料や講座を渡す会社か、仕組みを作って運用まで受け持つ会社かで、医院側の手間が大きく変わります。
まず、どの電話を減らしたいかを分ける
「電話が多い」と感じても、中身はいくつかに分かれます。仕組みを選ぶ前に、1週間ほど受付で電話の用件を数えてみると、どこから手をつけるかがはっきりします。
- 新しい予約:電話でしか予約を受けていない医院では、診療時間外に予約したい人は翌日に電話をかけ直すことになります。
- 変更・キャンセル:前日や当日に「行けなくなった」という電話です。会計や治療の介助の途中にかかってきます。
- 確認の電話:「次はいつでしたか」「何時からでしたか」という問い合わせです。前日にお知らせが届けば、かける理由がなくなります。
- 症状の相談:「詰め物が取れた」など、受付が話を聞いて判断する必要がある電話です。
上の3つは、患者さんが自分のスマホで済ませられる用事です。最後の1つは、人が聞く必要が残ります。減らせる電話と、残すべき電話を分けておくと、仕組みに期待しすぎることも、足りないものを入れてしまうこともなくなります。
選ぶときに確かめること
説明を聞くときは、次の点を相手に聞いてみてください。答えが曖昧なら、実際の画面を見せてもらうのがいちばん早く確かめられます。
- いまの予約システムを替える必要があるか:置き換えが前提か、横に置けるか。置き換えなら、受付の手順と過去の予約の移し替えまで考えます。
- 予約が二重に管理にならないか:LINEで入った予約が、いまの予約表にどう反映されるか。受付が2つの画面を見比べる形だと、手間はかえって増えます。
- 患者さんが自分で変更・キャンセルできるか:前日のお知らせにボタンがあり、そのまま変えられるか。お知らせだけで変更は電話、だと電話は減りません。
- 患者さんの情報をどこに置くか:医院ごとに分かれているか。何を扱うかを、始める前に書面で決めるか。
- 誰が設定し、誰が動いているかを確かめるか:医院のスタッフが設定するのか、頼んだ会社が受け持つのか。止まったときに誰が気づくのか。
- 使わなかった機能の費用:使っていない機能にも月の費用がかかるのか。
- いま触れる実物があるか:資料の説明だけでなく、患者さんの側の画面をスマホで試せるか。
頼み先・作り方の種類と向き不向き
いまの予約システムの機能を使う
使っている予約システムにWeb予約やお知らせの機能があれば、まずそれを使うのが手軽です。画面や管理が1つで済みます。一方で、送れる文面やお知らせの時刻、LINEでの使い勝手は、その製品の作りに左右されます。
LINEの予約とお知らせを横に置く
いまの予約システムはそのままにして、LINEから予約・変更・キャンセルができる入口を足す形です。患者さんが普段使っているアプリで完結するので、新しいアプリを入れてもらう必要がありません。向いているのは、予約システムを替えたくない医院です。予約表との反映のしかたを、始める前に確かめてください。
電話をAIが受ける仕組み
出られなかった電話や診療時間外の電話をAIが受け、用件と折り返し先を聞いて残す仕組みです。電話でしか連絡してこない患者さんが多い医院では、取りこぼしを減らす手段になります。ただし、症状の相談のように人の判断が要る電話は、最後は医院が折り返すことになります。受けた内容を朝いちばんに誰が見るか、院内の流れを決めてから入れるものです。
自院で作る
LINEの公式アカウントの機能や、自動化の道具を組み合わせれば、自院で作ることもできます。費用を抑えやすく、思いどおりに直せます。その代わり、作った人が忙しくなったり辞めたりすると、止まっていても気づかない状態になりがちです。院内にこうした作業が好きな人がいて、その人の時間を確保できる医院に向きます。
作って運用まで受け持つ会社に頼む
設定から日々の確認までを外に任せる形です。医院のスタッフが新しい操作を覚える量は少なくて済みます。頼むときは、医院の状況を聞いたうえで「何から始めるか」を一緒に決めてくれるか、使われていない機能をどう扱うかを確かめてください。
はじめ方の順番
- 電話の用件を数え、いちばん多いものを1つ選びます。
- その用件を、患者さんがLINEで済ませられる形にします。予約・変更・キャンセルと前日のお知らせが、最初の候補になりやすい場所です。
- 受付の流れを決めます。LINEで入った予約を、誰が、いつ、どの画面で見るか。
- しばらく動かし、電話の用件をもう一度数えます。減っていなければ、どこで止まっているかを確かめます。
- 次の場面へ広げます。診察券、口コミへの返事、リコールの声かけなどです。
最初から全部を入れると、受付が覚えることが一度に増えます。いちばん困っている場面ひとつから始めるほうが、院内に定着しやすくなります。
マルタマーケティングの場合
弊社は歯科医院向けに「院長、AIはもう動かせます」という名前で、医院の1日の場面ごとに使える仕組みを用意しています。資料や講演ではなく、医院で動く仕組みそのものをお渡しし、設定から運用まで弊社が受け持ちます。予約と、電話をかけなくて済む形に関わるものを中心に、できることを並べます。
- LINE予約:閉院後も、LINEで予約・変更・キャンセルができます。いまの予約システムは替えずに、横に置けます。医療・美容の院とサロンで稼働中です。弊社の本番の記録では、内科クリニックでLINE予約の受付を開けてから52分で40件、すべてLINEから予約が入りました。
- 前日のお知らせ:前日にLINEでお知らせが届き、来られなくなったらボタンひとつで変更・キャンセルできます。
- LINE診察券:診察券をLINEの中に入れます。受付の機械はそのままで、番号もいまのままです。内科クリニックで、いまの受付機で読み取れることを実機で確かめて稼働しています。
- 口コミの返事の下書き:新しい口コミを毎日拾い、AIが返事の下書きを作ります。先生は読んで、押すだけです。歯科医院で毎日稼働しています。
- リコールの声かけ:毎朝、AIが今日声をかけるとよい患者さんと文面を選びます。リコールの時期・空いた枠・前回からの間隔で選び、送るのは先生が押した分だけです。いまはデモでお見せしている段階です。
- 院内の総務AI:就業規則や院内のルールへの質問に、条文を添えてLINEで答えます。院長と事務長が答える回数を減らすためのものです。こちらもデモの段階です。
ほかに、衛生士の採用と定着(デモ)、院長の分身(アバター)で作る研修動画、記事や投稿の自動化もあります。
やらないこと・含まないこと
- いまの予約システムやレセコンは替えません。横に置いて、入口を足します。
- リコールの声かけや口コミの返事を、医院が確かめないまま送ることはしません。送るのは先生が押した分だけです。
- 使っていない機能の月額はいただきません。
- LINE公式アカウントの利用料は、弊社の料金に含みません。
- 「デモ」と書いたものは架空のデータで動かしています。仕組みは本番と同じですが、歯科医院での稼働の実績としてはお伝えしていません。
料金は、使わないものを外していく形で、サービスのページで確かめられます。歯科医院のAI実務パッケージのページでは、LINE診察券や予約の画面など、いま触れる実物も置いています。
よくある質問
いまの予約システムやレセコンを替える必要はありますか?
弊社の場合は替えません。いまの仕組みの横に置いて、LINEなどの入口を足します。ほかの方法を選ぶ場合も、置き換えが前提かどうかは最初に確かめておくと安心です。
患者さんの情報はどこに置かれますか?
弊社では、医院ごとに分け、必要な情報だけを扱います。何を扱うかは、始める前に書面でお決めします。どの会社に頼む場合も、ここは書面で残しておくことをおすすめします。
何から始めればよいですか?
いちばん困っている場面ひとつからで大丈夫です。電話の用件を数えて、多いものから選ぶのが分かりやすい方法です。弊社では、15分のお話で、どこから始めるかを一緒に決めます。
本当に動くのか、先に確かめられますか?
弊社のサービスのページにある実物は、どれもいま触れます。「デモ」と書いたものは架空のデータで、仕組みは本番と同じです。ほかの会社を比べるときも、患者さんの側の画面をスマホで試せるかを聞いてみてください。
まとめ
歯科医院で予約や電話の対応を減らすには、まず電話の用件を分け、患者さんが自分で済ませられる予約・変更・キャンセルと前日のお知らせをLINEに移すところから始めます。方法は、いまの予約システムの機能を使う、LINEの予約を横に置く、電話をAIが受ける仕組みを入れる、自院で作る、運用まで任せる、のどれかです。選ぶときは、予約システムを替えずに済むか、予約が二重管理にならないか、誰が動いているかを確かめるか、の3点を見てください。いちばん困っている場面ひとつから始めるのが、院内に定着させる近道です。
医院の予約と受付の手間を、どこから減らすか一緒に決めます
LINE予約・LINE診察券・前日のお知らせなど、いま触れる実物をサービスのページに置いています。先生の医院の1日を聞かせてください。






