MARTA、AI画像基盤を gpt-image-2 へ全面切替 — 日本語OGP/サムネの文字潰れがほぼゼロに

MARTAの社内オートメーション群が利用するAI画像生成モデルを、これまでの gpt-image-1 から最新の gpt-image-2 へ全面的に切り替えました(2026年5月3日完了)。これにより、日本語タイトル入りのOGPやSNSサムネで頻発していた「文字潰れ・ロゴ崩壊」がほぼ解消されています。
背景:日本語OGPの「文字化け問題」
gpt-image-1 は英語キャプションでは安定していたものの、日本語の漢字・かなを文字として焼き込むと、画数の多い文字が潰れる、似た形に化ける、サブタイトルだけ別言語になるといった現象が一定割合で発生していました。LP・OGP・SNSサムネに使うとブランド印象を損ねるため、修正やリトライが運用コストとして重く、自動投稿パイプライン側でも生成→破棄→再生成のループが発生していました。
OpenAI 組織認証(Persona KYC)を経て gpt-image-2 を解禁
gpt-image-2 は OpenAI 側で「組織認証(Persona KYC)」が必要なモデルです。MARTA運営法人のドキュメント審査を経て「Verified」化され、APIキーから直接呼び出せる状態になりました。レンダリング品質は image-1 比で文字描画が大幅に向上し、特に日本語タイトル・記号・英数字が混在するエディトリアル用途で実用域に入っています。
切替範囲(合計47点を image-2 で再生成)
| 領域 | 対象 | 件数 |
|---|---|---|
| n8n WF02系(自動記事生成) | RE / DENTAL / VOMO / MARTA / WP の5ライン | 各WFのHero/OGP生成プロンプト |
| LUCA LP(本体+業種別5本) | OGP×6、Hero×5 | 11点 |
| marta.monster ホーム | サービス紹介セクション 17枚(ss-*-web) | 17点 |
| marta.monster ニュース | 過去14記事の featured image | 14点 |
ビフォーアフター比較






自動投稿パイプラインへの効果
MARTAの自動投稿系(VOMO/marta.monster/marta-ai.jp ブログ)はOGPやサムネを毎日自動生成しています。生成失敗→人手で差替えという経路が発生すると、自動化のメリットが目減りします。image-2 への切替後は、日本語タイトルそのままを焼き込んだOGPが「最初の1発」で実用品質に到達するケースが大幅に増え、運用コストの低減と公開スピードの向上に直結しています。
採用判定の根拠
切替前のテストでは、LUCA SaaS の業種別5本LPで以下を検証しました:
- 「LUCA — LINE予約SaaS」など、漢字・英字・記号が混在するヘッドラインの完全描画
- 「Standard / Concierge 2モード × 業種別最適化」のような長尺サブタイトルの可読性
- スマホLINEチャット風モックアップで「予約しました」「DENTAL CLINIC」といったバッジ要素の再現性
- 業種別(dental / nail / esthe / hair-salon / eyelash)でそれぞれタグライン日本語が完璧に出るか
5業種すべてで合格基準を満たしたため、自動投稿系を含めて全面切替の判断に至りました。
運用上の備え
旧 gpt-image-1 で生成した画像は、置換時に .image1.bak 拡張子で全件バックアップしています。万が一プロンプト互換性の問題が見つかった場合でも、ファイル単位で旧バージョンへ即時ロールバックできる体制になっています。
今後
新規LP・OGP・SEO記事の挿入画像は、すべて gpt-image-2 をデフォルトとして運用します。MARTA RE/VOMO/LUCA の3プロダクトラインで共通の「日本語に強い画像基盤」を持てたことで、ブランドの一貫性とコンテンツ生産速度がさらに高まる見込みです。



