ChatGPTやGeminiの答えに自社が出ているか調べる方法と6つの手順

ChatGPTやGeminiの答えに自社が出ているかは、お客様が聞きそうな質問を決め、同じ質問を各AIに投げ、社名と自社のページが出たかを表に記録し、同じ形でくり返して前回と比べる、という手順で調べられます。AIの答えは聞くたびに変わるので、1回見ただけでは「出ている」「出ていない」を決めません。マルタマーケティング株式会社は、自社のサイトについて、月曜と木曜の週2回、同じ質問10本をAI3つとGoogleに投げ、自社が出たかを計測しています。
LLMO(エルエルエムオー)は、ChatGPTやGoogleのAIの答えの中で、自社の名前や記事が引用されることを目指す対策です。この記事では、道具がなくても今日から始められる調べ方を、手順ごとに「何を・誰が・どこで確かめるか」の形でまとめます。
結論
- 最初に「質問」を決めます。質問は、お客様がAIに聞きそうな文にします。社名で聞く質問とは分けて持ちます。
- 「出た」の基準は、答えの文の中の社名と、答えに添えられた引用元のページの両方で見ます。
- 同じ質問・同じ表の形で、決まった日にくり返します。比べるのは前回の結果です。
- 出なかった質問は、記事やページを直す材料にします。調べるだけでは、出る回数は増えません。
自社が出ているかを調べる6つの手順
ここでは、社内の担当者が手で調べる場合を前提に書きます。手順1と2は最初に一度だけ、手順3から6はくり返す作業です。
- 質問を決める
- 何を:お客様が会社を探すときにAIへ投げそうな質問を、数本から始めます。たとえば「大阪で〇〇を頼める会社を教えて」のような、社名を含まない文です。
- 誰が:営業や問い合わせを受けている人が決めると、お客様の言葉に近くなります。
- どこで確かめるか:お客様からの問い合わせの文面や、検索回数のデータです。弊社のサービスでは、質問を検索回数のデータで選び、その質問を毎回の物差しにしています。
- 「出た」の基準を決める
- 何を:答えの文の中に社名が出たか、答えに添えられた引用元に自社のページのURLが入ったかの2つを見ます。社名は、カタカナ・英字・略した呼び方・製品名など、使われそうな書き方をすべて書き出しておきます。
- 誰が:調べる担当者が、最初に一覧にしておきます。
- どこで確かめるか:社名の一覧と、自社サイトのドメインを記録の表の1行目に書いておき、毎回それと照らします。
- 同じ質問を各AIに投げる
- 何を:手順1の質問を、一字一句同じ文でChatGPT・Gemini・Perplexityに入力します。Googleでは同じ内容で検索し、検索結果の上に出る「AIによる概要」と、その下に並ぶ検索結果の上位10件を見ます。
- 誰が:毎回同じ担当者が、同じ手順で行います。
- どこで確かめるか:それぞれのAIの画面と、Googleの検索結果の画面です。
- 表に記録する
- 何を:質問ごとに、AIごとの「出た/出ない」を記録します。Googleの検索結果は、自社のページの順位か「圏外」を書きます。気になった答えは、画面を保存しておくと後で見返せます。
- 誰が:調べた担当者が、その場で記入します。
- どこで確かめるか:社内で共有している表です(下の「記録する表の形」を参照)。
- 同じ形でくり返し、前回と比べる
- 何を:決まった曜日や時間に、手順3と4をくり返します。見るのは、前回から変わったところです。
- 誰が:同じ担当者です。担当が変わるときは、質問と基準をそのまま引き継ぎます。
- どこで確かめるか:表の前回の列と、今回の列を並べて見ます。質問を途中で入れ替えると前回と比べられなくなるので、足すときは今の質問を残したまま足します。
- 出なかった質問を、次の手につなげる
- 何を:出なかった質問ごとに、その質問に正面から答えるページが自社サイトにあるかを確かめます。無ければ書き、古ければ直します。
- 誰が:サイトや記事を担当する人です。
- どこで確かめるか:自社サイトのページと、そのページが検索に載っているかです。あわせて、同じページが別のURLで開いていないか、noindex(検索に載せない指定)が残っていないかも見ます。
調べるときに見落としやすい点
1回の結果で決めない
AIの答えは、聞くたびに変わります。1回見ただけでは、出ているのかどうか分かりません。たまたま出た日もあれば、たまたま出なかった日もあります。くり返して記録し、続けて出るようになったかを見ます。
社名で聞く質問と、会社を探す質問を分ける
「マルタマーケティングとはどんな会社?」のように社名で聞く質問は、「AIが自社を正しく知っているか」の確認になります。一方で、お客様がAIに「おすすめの会社は?」と聞くと、AIは数社の名前を挙げて答えます。こちらで名前が出るかが、比べる候補に入れるかどうかの分かれ目です。2つは別の質問として、表も分けて記録します。
名前とURLを分けて記録する
弊社のサービスでも、数えるのは御社の名前と、御社のページのURLの2つです。表に○を付けるときは、名前とURLのどちらが出たのかも書き添えておきます。どちらが欠けているのかが分かると、次に直すページを決めやすくなります。
検索の順位とAIの答えは別に見る
検索で上位にあっても、AIの答えに出るとは限りません。弊社の考え方では、AIは検索に載っているページから引用元を選ぶので、土台はSEOと共通です。違いは、AIの答えに出たかを別にはかることです。だから表には、AIの列とGoogleの順位の列を並べます。
記録する表の形
弊社が報告の見本で使っている表の列は、次のとおりです。手で調べる場合も、この形にしておくと、前回と比べやすくなります。
| 質問 | ChatGPT | Gemini | Perplexity | GoogleのAIによる概要 | Google 上位10件 |
|---|---|---|---|---|---|
| (質問1) | ○ または - | ○ または - | ○ または - | ○ または - | 順位 または 圏外 |
| (質問2) | ○ または - | ○ または - | ○ または - | ○ または - | 順位 または 圏外 |
表の下には、AIごとに「質問何本のうち何本で出たか」と前回の数を並べ、変わったところを1行ずつ書きます。毎回すべてを読み返さなくても、変化だけを追えます。
調べ方の種類と向き不向き
自社が出ているかを調べる方法は、大きく分けて4つです。良い悪いではなく、社内にいる人と、出なかったときに誰が手を動かすかで選びます。
担当者が手で調べる
まず今の様子を知りたい会社や、質問が数本で足りる会社なら、この記事の手順だけで始められます。弱いのは、質問の数が多いときと、担当者が忙しくて決まった日に続けられないときです。間があくと、前回と比べられなくなります。
計測の道具を使う
記事を書く人やサイトを直す人が社内にいて、数字だけを外から欲しい会社に合います。選ぶ前に確かめたいのは、どのAIを測るか、「出た」を社名と引用元のどちらで数えるか、質問を固定できるかです。数字が届いても、その先を担う人がいなければ止まります。
自社で仕組みを作る
開発の担当が社内にいる会社なら、決まった質問を自動でAIに投げ、社名と引用元を探して記録し、前回と比べる形を作れます。そのかわり、質問を固定する決まり、社名の書き方の揺れの拾い方、AIから答えが取れなかった日の扱い、記録の保管まで、自分たちで面倒を見ることになります。
LLMO対策の会社に頼む
社内に担当がいない会社は、調べるところから、出なかった質問に答える記事を書くところまで任せられます。逆に、書く人と直す人が社内にそろっていて数字だけ欲しい会社には、道具のほうが合います。頼んでも、すぐに出るようになるとは限りません。弊社の場合も保証はせず、引用されるまでにはふつう数週間から数ヶ月かかるとお伝えしています。頼む前に、どの手順を誰がやるのか、効かなかった記事をどう直すのか、外部対策(被リンク集め)を含むのかを聞いておきます。
マルタマーケティングの場合
弊社のLLMO対策で何をするかを、上の手順のどこで使えるかの形で書きます。この仕組みは、弊社自身のサイトで動いています(下の「自社のサイトで動かしている範囲」)。
- 手順1(質問を決める):お客様がAIや検索に聞きそうな質問を、検索回数のデータで選びます。この質問が、毎朝はかる物差しになります。
- 手順3〜5(投げる・記録する・比べる):同じ質問をChatGPT・Gemini・Perplexity・Googleに毎朝投げ、御社の名前やURLが出たかを数えます。前の日から変わったところだけをお知らせします。お届けの方法(チャット・メールなど)は、お打ち合わせで決めます。
- 手順6(次の手につなげる):御社の記録をもとにAIが下書きします。量産はしません。本数は、検査を通せる数までです。引用と数字が原文にあるかを機械で照らし合わせ、別の検査役が読みます。通った記事だけをサイトへ投稿します。同じページが別のURLで開いていないか、noindexが漏れていないかも毎朝見張ります。
- 最初の一回:無料診断では、御社の業種でAIに聞かれそうな質問を当てて、いま出ているかをお調べします。
自社のサイトで動かしている範囲
弊社自身のサイトでは、月曜と木曜の週2回、AI3つとGoogleに同じ質問10本を投げ、自社が出たかを計測しています。確かめた記事は週2本、自社サイトに公開し、重複URLとnoindex漏れは毎朝見張っています。
社名で聞くと、ChatGPT・Perplexity・Geminiの3つともマルタを正しく説明します(2026年10月11日 マルタ調べ)。AIの答えに出たかの計測も、同じ日に始めました。この数字を伸ばす過程も、そのままお見せします。同じ日に、自社についてはかっている10の質問をGoogleで検索したところ、10本すべてで検索結果の上に「AIによる概要」が出ていました。
やらないこと・お約束しないこと
- 外部対策(被リンク集め)はやりません。営業や関係づくりが要り、仕組みに馴染まないためです。
- AIの答えに出ることは保証しません。AIの答えは聞くたびに変わり、引用されるまでには、ふつう数週間から数ヶ月かかります。
- 料金はこの記事には書きません。御社のサイトの状態と、はかる質問の数で変わるため、無料診断のあとにお見積りをお出しします。
よくある質問
社名で聞いて正しく答えてくれれば、出ていると考えてよいですか?
それだけでは足りません。社名で聞く質問は、AIが自社を知っているかの確認です。「〇〇を頼める会社は?」のように会社を探す形の質問で、名前や自社のページが出るかを別に調べます。
一度調べて出ていなければ、出ていないと考えてよいですか?
決めるのは早いです。AIの答えは聞くたびに変わり、1回見ただけでは出ているのかどうか分かりません。同じ質問を決まった日にくり返し、記録を並べて判断します。
出ていなかったら、何から直せばよいですか?
出なかった質問に正面から答えるページが自社サイトにあるかを確かめます。弊社では、AIは出どころと数字がはっきりしたページを選んで引用し、更新が止まったサイトは選ばれにくくなる、と考えています。答えるページが無ければ書き、古ければ直します。
自分で調べる時間がない場合はどうすればよいですか?
計測の道具を使うか、LLMO対策の会社に頼む方法があります。弊社の無料診断では、御社の業種でAIに聞かれそうな質問を当てて、いま出ているかをお調べします。
まとめ
ChatGPTやGeminiの答えに自社が出ているかは、質問を決め、「出た」の基準を決め、同じ質問を各AIに投げ、表に記録し、同じ形でくり返して比べる、という手順で調べられます。社名で聞く質問と会社を探す質問は分け、名前と引用元のページの両方を見ます。
そして、調べた結果は直す材料にします。出なかった質問に答えるページを用意し、また同じ質問で確かめる。この輪を止めずに回します。手で始めて続かなくなったら、道具や頼み先に切り替える、という順番でも構いません。
AIの答えに御社が出ているか、無料でお調べします
御社の業種でAIに聞かれそうな質問を当てて、ChatGPT・Gemini・Perplexity・GoogleのAIによる概要に、いま出ているかをお調べします。






